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【ボート】“大谷世代”野中一平の飛躍に期待

 持ち前のS力でG1戦線でも楽しみな存在の野中一平
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 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 大谷世代-。1994年4月2日から95年4月1日に生まれたスポーツ選手を総称してこう呼ぶが、“大谷”という名前はもちろん、その活躍ぶりは語るまでもない大リーグ・大谷翔平(エンゼルス)からきている。理由は分からないが、この学年は各界の最前線で活躍する選手を多数輩出しており、いわばアスリートの“豊作年”になっている。大谷と同じ球界では鈴木誠也(広島)や藤浪晋太郎(阪神)、田中和基(東北楽天)。野球以外ではまず羽生結弦(フィギュアスケート)の名前が挙がるだろう。他には桃田賢斗(バドミントン)、萩野公介(水泳)、瀬戸大也(水泳)、高木美帆(スピードスケート)、中島翔哉(サッカー)…。枚挙にいとまがない。

 ボート界も例外ではなく、この世代の活躍が目立つ。やはり一番に名前が挙がるのは、17年10月の大村周年を制し平成生まれ初のG1レーサーとなった羽野直也(23)=福岡・114期・A1=だろう。今年はSGでは3回の予選突破。百戦錬磨のベテランレーサーと上位争いを演じている。同じ福岡支部の仲谷颯仁(24)=福岡・115期・A1=も、今年2月の九州地区選(若松)でG1初制覇を飾った。そして、仲谷と同期の関浩哉(24)=群馬・115期・A2。今年9月のヤングダービー(浜名湖)を制覇し、1988年2月四国地区選(まるがめ)の山下将人(引退)以来、史上2人目となるG1でのデビュー初優勝を成し遂げた。

 この3人がG1レーサーとして輝いているが、素質を秘める選手はまだまだいる。記者が注目しているのは野中一平(24)=愛知・115期・A2=だ。115期のやまとチャンプで、14年11月に地元・とこなめでデビュー。今年7月の一般戦(江戸川)でデビュー初Vを飾ると、9月の一般戦(芦屋)でも優勝。同月のヤングダービー(浜名湖)にも出場し、メキメキ頭角を現している。野中の武器は何と言ってもS力。スリットから攻める強気なレースが魅力だ。3、4コースからのまくり一撃が多く、舟券検討の際にも要チェックな存在だ。

 来年1月から適用される新規勝率は6・25で初のA1昇格。1月19日からの蒲郡周年と同31日からのとこなめ周年のあっせんが決まり、早速記念戦線に殴り込む。昔、ボート界にはモンスターと呼ばれた野中和夫が君臨していたが、この世代が新たな“野中世代”と呼ばれる日が来るかもしれない。(関西ボート担当・山本裕貴)

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