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【ボート】“イメチェン”池田雷太 これからの進入が楽しみ

これからは積極的な進入でレースを盛り上げる池田雷太
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 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 記者がボートレースに出会った1998年は、現在とは違うことが結構あった。まずは舟券。当時は3Rまでが2連複のみの発売で、4R以降が2連単。もちろん3連単の発売はなく、新参者でも簡単に入り込めた感じがした。まだある。ヘルメットもそうだ。今は選手独自のデザインで、ファンからも注目されているが、記者が始めたころは、ヘルメットに枠色のカバーを付けてレースをしていた。分かりやすかったので、逆に今の形になったときは戸惑ったが、これはこれで成功だったと思う。それ以外にも持ちペラ制がなくなったりといろいろあったが、自分的にはスタート展示の導入が一番大きかったと思っている。

 以前はスタート練習として導入されていたが、ファンから批判があったため1991年に廃止。スタート展示と言う名前で導入されたのが2008年8月。これによって推理がしやすくなったが「進入予想も推理のひとつ」と思うファンには何か面白みが減ったような感じがした。

 前置きが長くなってしまったが、先日進入についての話を池田雷太(53)=東京・62期・B1=とする機会があったので紹介したい。

 池田が前付けに動くようになったのが今年6月の住之江から。「もちろん自分の成績もあるが、A級選手が1号艇をもらうことが多い中、今の枠なりばかりのレースは面白くない。一矢を報いるつもりですることにしました」とこれまでのスタイルを一変させた。

 前付けに動くということはこれまでとは、調整もピット離れも方向転換をしなくてはならない。「前付け用の仕上げ方もしないといけないし、レース場によっては進入の入り方もある。そのためにも、前付けに動く選手とは電話で情報交換をしています」とネットワークは大事なようだ。

 「進入から考えてもらうのも予想だと思っている。そんな時に自分みたいに動く選手がいたら、いろいろなパターンが考えられて予想も面白くなると思う。いろいろと厳しい見方もあるが、それが自分のスタイルとしてやって行きたいし、昔みたいに面白かったボートレースを今のファンに見てもらいたい」と熱く話してくれた。

 進入に関しては賛否両論あるが、ボートレースのためと思って考えてくれている選手がたくさんいる限り、この競技は安泰だと思っている。(ボート、公営競馬担当・安藤浩貴)

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