【競輪】競輪界の救世主求む!

 「競輪記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 昨年末に初めてナマでKEIRINグランプリを観戦した。好天に恵まれたこともあり、立川競輪場は3万人を超えるファン。3日間での売り上げも目標額を大きく上回る132億円台となった。競輪担当となり1カ月しかたっていないが、競輪場でこれだけ黒山の人だかりを見たことはなかった。

 時間のあいたときに場内を散策した。年配の人がほとんどだったが、20~30代も少なからずいた。子供連れ、カップル、女性同士の姿も。競輪場の廃止、売り上げの減少など暗い話題が多かっただけに、この日の光景は希望が見えていた。

 場内ステージには騎手の武豊がトークショーに登場。10年を超える大の競輪ファン。ジョークを交えながら話す姿は、さすがに場慣れしていると感じた。最後に「府中も近いし、競馬をする人もいると思いますが、来年も頑張りますので、よろしくお願いします」とファンにアピールすると、割れんばかりの拍手が起こった。

 そのときに、ふと思った。「競輪選手で世間の誰もが知っている人がいるのだろうか」。おそらく、引退した中野浩一氏以上に知名度がある選手はいないと思う。新選手会の設立、退会届を提出した選手の除名問題と騒動は起きているが、競馬ブームを巻き起こした武豊のような選手が、競輪界の救世主として誕生してほしいと思う。(競輪担当・中江 寿)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース記者コラム最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース記者コラム)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス