【競輪】武田豊樹復帰戦で堂々逃げ切り

 「恩田繁雄杯・F1」(1日、京王閣)

 昨年の7月25日、高知G3において追走義務違反の失格であっせん停止の処分を受けた武田豊樹(39)=茨城・88期・S1=が、1日開幕の京王閣競輪第10Rで約5カ月ぶりに復帰し、打鐘3角から仕掛けて堂々と逃げ切った。

 待望の走り初めは、残り1周半過ぎからの先行を敢行して、2着に5車身の差をつける圧勝劇を演じた。レースを終えると「あ~っ」と安堵のため息をもらした後、「不安はあったけど、走れるものですね。ここまで長かったけど、こうしてお客さんの大きい声援は何よりもうれしかった。100%のレースをしたつもりだし、競輪選手として車券に貢献できた。プレッシャーがかかる中、楽しかった」と復帰戦を白星で飾ったことを喜んだ。

 武田が出場したレースの売り上げは7972万9800円。前のレースの売り上げの3373万4200円と比較しても、武田の人気が絶大だということが証明された。

 2日の準決勝戦は第11Rに出場。「1月9日には40歳になるけど、まだまだ頑張らないと。また勝てる位置を探して」と全力で立ち向かって白星を積み重ねにかかる。

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