千葉真弥 特製の「112期カレンダー」ありがたいですね

 【第41回】千葉真弥(23)=静岡・112期=

 1着を取るのは難しいが、苦労して勝ち取った1着が、ここまで人を変えるのか。まさしく千葉はそんなひとりだ。デビューから初1着まで396走。遠い道のりだった1勝。それが16年3月下関で初勝利を挙げると、イン逃げはもちろん、多彩な戦法で1着を量産し、年末までに13勝。メキメキと頭角を現してきた。時間は要したが、以前からターンスピードには定評があった。殻を破り、17年は飛躍の年となるのは間違いない。

 -開会式でどんなアピールをしますか。

 「今節の意気込みとか話してますが、極度の人見知りなので大勢の前に立つのはすごく緊張します。学校でも手を挙げて発表するのもできませんでしたから」

 -プレゼントされてうれしいもの。

 「何でもいただけるならうれしいです、ってのは困りますよね(笑)インナーとか、ピットで使える物は消耗品なのでうれしいです」

 -今までもらってびっくりしたもの。

 「ファンの方が作ってくれた112期のカレンダーですね。これは毎年作ってくれているんですよ。ありがたいですね」

 -開会式でのエピソードはありますか。

 「緊張するから、変なことはしないので失敗することはないです(笑)」

 -入り待ち、開会式に来てくれるファンにメッセージを。

 「人見知りですが、ファンに声をかけてもらえるのはうれしいです。励みにもなります。これからもっと、もっとレースで舟券に貢献できるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします」

(聞き手・安藤浩貴)

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