【ボート】田中信一郎が存在感アピール

 「びわこ大賞・G1」(3日開幕、びわこ)

 大混戦ムードが漂う「G1びわこ大賞・開設62周年記念」。今年初のSG・ボートレースクラシック(総理大臣杯)後、最初のG1だ。びわこでは2カ月連続の周年開催とあって、やはり3月に行われた61周年に出場していた15人には、相当なアドバンテージがあるといえる。

 その中で注目は、61周年で優出3着の田中だろう。序盤はエンジン出しに苦労し、インタビューでは「62周年で頑張ります」と厳しい状況を話していたが、終盤にはきっちりと仕上げ、見事に優勝戦まで進み存在感を発揮した。今回は初日12R「びわこドリーム」に4号艇で出場。びわこ周年初Vを狙う。

 ほかの連続出場組も好調選手がそろった。今年1月の浜名湖周年を制した山崎を始め毒島、斉藤ら昨年の賞金王戦士、61周年優出の山口達、長田が参戦。シリーズを引っ張る。

 61周年不出場組で注目は昨年の賞金王・池田だろう。とこなめの東海地区選で今期2本目のFを切り、Sで無理ができない状況。そんな中でもSG・ボートレースクラシックで優出はさすがの一語。F休み前でも、V候補からは外せない。

 ボートレースクラシックでベスト18入りを果たした森高、丸岡、岡村、峰は勢いを維持したまま乗り込んでくる。そしてもう一人、びわこ60周年覇者の山口剛を加えた面々がV争いを展開する。

 61周年で5人がベスト18入りした地元勢も黙ってはいない。地元勢として7年ぶりに優出を果たした馬場、近況好調の川北も虎視たんたん。地元水面に加えて、周年連続出場とアドバンテージは大きい。13年ぶりに地元にVをもたらした守田俊介に続き、びわこ周年連続Vへの期待がかかる。

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