【ボート】吉田Vへ平常心で攻める!

 「近畿地区選手権・G1」(6日開幕、住之江)

 今年の近畿No.1レーサーは誰だ‐。「G1・第57回近畿地区選手権」が、住之江ボート場で6日から6日間の日程で開催される。ボートレースの聖地を舞台に大阪(住之江)、兵庫(尼崎)、滋賀(びわこ)、福井(三国)の4支部から厳選された52選手が激突する注目の一戦。ここでは地区選の見どころ、さらには優勝を狙う各支部期待の選手をピックアップして紹介する。

 兵庫のエース・吉田が近畿No.1へ向け、メッカに乗り込む。

 昨年は10節走ったG1で8回予選を突破し、3優出。3月のG1下関を制してSGにも6節出場するなど、年間を通して好リズムを刻んだ。「昨年はまあまあの一年。でも常に目標にしているのはSGを獲って賞金王決定戦に出ること。それができなかったので、まだまだですね」と振り返る。直近3年は賞金ランク23位前後。もう一歩で年末の大一番へ手が届く位置だけに、もどかしさは人一倍ある。

 近畿地区選、今年の舞台は住之江。1年間に5~6節走る地元尼崎に比べると、近年住之江は年末の賞金王シリーズを走るのみ。年1節と意外にも走る機会は少ない。「あまりイメージがないんですよね。エンジンも出たためしがないですし」と思わず苦笑い。だが今回はシリーズ戦から中1カ月の参戦。「前回、最後には納得の足に仕上げられたし、(調整の)引き出しは増えたと思う」と不安はない。

 今年は3月に地元尼崎でSG・クラシック(総理大臣杯)を控えている。1月のG1浜名湖では優出(5着)。そして近畿No.1になれば、これに勝る起爆剤はない。「近畿地区は本当に厳しいと思う。賞金王を獲った人が何人もいるからね」。コメントは慎重そのものだが、表情には自信が満ちあふれている。「やろうと思って気合を入れると、できたためしがない。だから平常心で。それでも闘志が表に出すぎるので抑えるのに必死ですよ」。気迫がこぼれ落ちるほど欲するのはもちろん強さと結果。絶好の場所で、最高の結果をモノにする!

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