【ボート】松井、田村らSG級が集結

 「大渦大賞・G1」(4日開幕、鳴門)

 ボートレース2013年度最初のG1は4日に開幕する鳴門ボート60周年記念・大渦大賞だ。メモリアルレースにふさわしく、豪華なメンバーが鳴門に集結した。昨年の賞金王・山崎智也と賞金女王・三浦永理がアベック参戦。さらには当地G1・4連続優勝中と相性抜群の松井繁や昨年、SGを制覇した井口佳典、太田和美も登場。迎え撃つ地元勢も田村隆信を筆頭に強力メンバーが勢ぞろい。白熱した戦いが繰り広げられることは間違いないG1・鳴門周年から目が離せない。

 SGレースにも匹敵する豪華メンバーが鳴門に集結した。V争いも激戦が予想されるが、シリーズの中心は松井で決まりだ。当地の相性はとにかく抜群。06年のMB大賞(当時G1、現G2)で鳴門G1初Vを飾ると、その後は08、09、11年の周年と出場した当地のレースはすべて優勝。“王者”の力が最大限に発揮できる鳴門G1で5連続優勝なるかが最大の焦点だ。

 打倒・松井の一番手は昨年のMVP・山崎。こちらも03年に当地周年を制するなど鳴門の相性は上々。昨年の賞金王でイン松井を撃破するなど勝負強さも健在。エンジン次第では松井から主役の座を再び奪う可能性は十分に秘める。

 一発の爆発力なら井口も負けてはいない。昨年はSG2勝の大活躍。エンジンが仕上がった時の強さは他の追随を許さない。迫力満点のSとターンで鳴門のファンを魅了することは間違いない。安定感なら太田。新ペラ制度導入後の強さは艇界屈指。卓越したハンドルさばきで確実にV戦線に絡んでくるはずだ。

 このほかにもベテラン今村や田中、中島の賞金王経験者コンビ、昨年の賞金王シリーズでSG初Vを飾った篠崎らドリーム組は優勝候補がズラリと並ぶ。

 迎え撃つ地元徳島勢も強力だ。大将格の田村は初の地元周年タイトル奪取へ気合十分。さらには2月の当地四国地区選で優勝戦1号艇ながらV逸した興津も汚名返上に燃えているはずだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ボートレース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ボートレース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス