【競輪】青森 郡司浩平が最終2角まくりで今年6回目のG3制覇

 今年G3・6回目の優勝を飾った郡司浩平
 今年G3・6回目の優勝を飾った郡司浩平
 青森記念優勝した郡司浩平(左)と2025ミスねぶたグランプリの萬谷凜世さん(右)
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 「みちのく記念競輪善知鳥杯争奪戦」(23日、青森)

 郡司浩平(35)=神奈川・99期・SS=が最終2角3番手からまくって勝利。G3は通算27回目、今年6回目の制覇を果たし、賞金562万円(副賞を含む)を手にした。2着には地元のエース新山響平(青森)。3着は郡司の番手を回った南修二(大阪)が入った。

 郡司が近況の流れの悪さを地力で払拭した。決勝の初手は前から3番手を確保。赤板で前受けの菊池岳仁(長野)-荒井崇博(長崎)が突っ張るとそのままの隊列で最終周回。郡司は少しずつ車間を空けて間合いを取ると、最終2角3番手から一気のスパートでひとまくり。ゴール前は新山と番手の南に迫られるも振り切って見せた。

 「正直、南さんを振り切れるイメージはなかった。ただ、すんなり自分の得意の距離から踏むことができたので、最後まで踏み切れた」と笑顔で振り返った。

 今年はこれでG3は6回目の優勝と、無類の強さを見せている。しかし、目指すはもっと上。G1、グランプリ制覇だ。「流れを崩していた中で、4日間は自力で走って立て直せた。残りのレースも悔いのないように走りたい」と後半戦の活躍を誓った。

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