【競輪】埼玉県が大宮競輪場の移設計画を発表 白岩埼玉支部長「計画が進んでいることはポジティブ」
埼玉県が12日、「大宮スーパー・ボールパーク基本計画」を発表した。その中には大宮競輪場の移設計画があり、現状は大宮公園の第一公園側に設置されているが、計画に伴い、第二公園へ移設および多目的競技場という形で生まれ変わる方針となっている。なお、周長や屋内かドーム型になるかなどの具体案は未定。
計画の進ちょくに対し、日本競輪選手会・埼玉支部長の白岩大助(45)=埼玉・84期・S2=がコメントを発表した。「一時は廃止も危惧された時もあったので、新しく計画が進んでいるということはポジティブにとらえています。一番大切なのは移設と取り壊しのタイムラグがないことだと思っております。バンクは競輪選手の練習場所であるとともに、アマチュア選手の練習場所でもあります。埼玉県は自転車競技者が日本一多く、競技がとても盛んです。特にさいたま市近辺には高校自転車競技部が多く、西武園(競輪)などで代用することは容易ではありません。練習場所を失うと、競技の発展はおろか衰退へとつながるため、移設先完成後に現状の競輪場の取り壊しという流れになっていただけるのが理想です。また、埼玉県やさいたま市は『自転車の街』として街づくりを進めているので、サイクルパーク的な形で様々な方々に自転車を体感していただき、それに加えて他のアーバンスポーツとも融合できたら理想です」と話した。





