【ボート】びわこデイリー杯 吉田裕平がトップSから逃げ切って自身2回目の完全優勝
「デイリースポーツ杯争奪 オールニッポン選抜戦」(22日、びわこ)
圧倒的人気に応えて1号艇の吉田裕平(28)=愛知・117期・A1=がイン逃げを決めて、自身2回目となる完全優勝を飾った。これが今年4回目、通算で16回目の優勝。2着には古賀繁輝(佐賀)、3着には地元の谷川祐一(滋賀)が入った。
全員が1艇身残しのコンマ13~19辺りのS(スタート)を決める中で、吉田はインからコンマ06。スリットの段階で圧勝だった。そのまま1Mを先マイすると、さらに2着以下を引き離すぶっちぎり。圧倒的なパワーで昨年7月のとこなめ一般戦以来となる2回目の完全Vを達成した。「うれしいです。6コースで2回勝っての完全Vなので、自信になります」と胸を張った。
これで今年4回目の優勝。「来年の(SG)ボートレースクラシックの開催は(地元の)蒲郡なので、何としても権利を取りたい」と、最低でもあと2回の優勝がノルマになりそうだ。ただ「この後は記念のあっせんばかりで一般戦がない」という大きな壁がある。「この優勝を自信に、記念を一つ勝つつもりでいきます」と、ここからは一つ上のレベルでの戦いに思いをはせた。次節は若松でのSG・ボートレースメモリアル(26~31日)だ。





