【ボート】住之江タイトル戦 上田龍星がオール大阪初制覇

 「摂河泉競走」(19日、住之江)

 優勝戦が行われ、1号艇で人気を背負った上田龍星(30)=大阪・117期・A1=がイン逃げで快勝。通算20回目の優勝を初のオール大阪制覇で飾った。2着は西村拓也(大阪)、3着に井上一輝(大阪)が続き3連単は3番人気の順当な決着となった。

 真夏の住之江で、上田が勝利の花火を打ち上げた。優勝戦は枠なり3対3の隊形から、ほぼ横並びのS。差す河野、まくる井上一の攻勢をインから鮮やかな先マイで封じ込むと、追い上げのチャンスすら与えず独走でゴール。15年11月のデビュー以来、ついに大阪ナンバーワンの称号を勝ち取った。

 オール大阪は、22年1月の王将戦で初優出。当時も優勝戦の1号艇を勝ち取り、先マイで勝負に出たが、1周2Mで石野の差しに屈し無念の2着。「それがあったので、今日は大丈夫かな」と一抹の不安があったが、「1コーナーを回った瞬間にヨシっ、と思った」と勝利を確信。優勝という最高の形で王将戦のリベンジを果たした。

 ウイニングランでは、満員のファンからの声援を受け「うれしい限りです」とニッコリ。今後も「一走ずつ頑張ります」と栄光のドラゴンロードを突き進んでいく。

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