【競輪】川崎デイリー杯 片折亮太が差して7年ぶりのS級V 先行した吉田有希に感謝「頑張りがあったから」
「デイリースポーツ杯争奪戦・F1」(26日、川崎)
片折亮太(38)=埼玉・92期・S2=が初連係の吉田有希(茨城)マークから差し脚を発揮して1着。2018年6月松戸F1以来、7年ぶりの4回目のS級優勝を達成した。2着には逃げて粘った吉田、3着には直線で伸びた簗田一輝(静岡)が入った。
今年初めて決勝に進出した片折が魅せた。徹底先行の吉田後位を死守して直線でシャープな差し脚を発揮して久々のS級優勝を決めた。
「吉田君のおかげです。スタートも前が理想だったけど取れなかった。それでも吉田君がレースを作ってくれた。2車だったので内を空けたら誰か突っ込んでくる。車間を空けて援護することしかできなかった。優勝は吉田君の頑張りがあったからです」と決勝を振り返った。
この優勝で来年のG2・ウィナーズカップ(26年3月19~22日・防府)出場に一歩前進したが「大きな目標は立てず一戦一戦しっかり戦う。自力、番手と与えられた位置の役割をしっかりやっていきたい」と、今後も地道にコツコツと関東ラインを盛り立てていくことを誓った。




