【競輪】和田健太郎が京王閣G3制覇 単騎戦もGP覇者の底力「苦しい展開でも諦めず戦いたい」

 「シン東京ミリオンナイトレース・G3」(16日、京王閣)

 単騎戦で臨んだ和田健太郎(44)=千葉・87期・S1=が先行した埼玉勢の3番手確保から直線で中割り強襲を決めて1着。G3は2023年12月の伊東以来5回目の優勝を決めた。ガールズは9Rが梅川風子(東京)、10Rは児玉碧衣(福岡)がそれぞれ優勝を果たした。

 2020年のグランプリ覇者が混戦の中でも切れ味抜群の差し脚を発揮して、前場所の松戸F1に続く優勝を決めた。

 戦前の想定は地元勢を付けた吉田有希(茨城)の先行。しかし主導権を奪ったのは練習仲間でラインを組んだ埼玉勢だった。単騎戦で挑んだ和田は俊敏に脚を使いながら埼玉勢の後ろを確保。藤田周磨(埼玉)の踏み込みに合わせて中割り強襲で優勝をゲットした。

 「優勝できると思っていなかったのでうれしいですね。準決で新田(康仁)さんを連れてまくれなかったことが悔しかった。決勝は前々に攻めて勝つことができて良かった」と結果を出せたことを喜んだ。

 次走はG1・オールスター(8月12~17日・函館)だが、ビッグレースでも普段の開催でも戦う姿勢は変わらない。「一戦一戦、車券を買ってくれる人のために苦しい展開でも諦めず戦いたい」と、いつも通りのファイティングスタイルで一つでもいい着順を目指していく。

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