【ボート】江戸川 佐藤悠が新小岩ホルモン平田杯でデビュー初Vを達成
「新小岩ホルモン平田杯」(6日、江戸川)
4コースから鋭く伸びた佐藤悠(29)=福井・118期・A2=が一気にまくって快勝。通算11回目の優出でデビュー初Vを飾った。6コースから最内を差した吉田和仁(滋賀)が2着に食い込み、イン溝口海義也(福岡)は3着に敗れた。
佐藤がデビューから8年10カ月目でついに初Vにたどり着いた。江戸川は昨年2月に同じ4号艇で優出を果たしながら、展示航走で転覆して欠場に追い込まれていた。それだけにリベンジの快勝に「本当に長かった。もっと早くしたかったので。でも、マジで本当にうれしい」と水神祭の洗礼を受け、顔をほころばせた。
レースは持ち味を十分に発揮する圧勝だった。「チルトを2に跳ねて足に自信があった。Sは放ったけど、そこから出て行った」と、師匠である下出卓矢(福井)譲りの伸び仕様で一撃を決めてみせた。
2月の近畿地区選手権(三国)ではG1初勝利を飾った将来有望な好青年。今年の目標は「A1になること。今期は事故率が高いので厳しいけど、この優勝を来期につなげたい」と前を見据えた。





