【競輪】橋本壮史がG3初出場で初優勝の快挙 G1出場権も獲得

 G3初出場で優勝し、大阪・関西万博のマスコット「ミャクミャク」と記念撮影する橋本壮史
 初めてのG3出場で優勝を飾った橋本壮史
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 「大阪・関西万博協賛競輪・G3」(30日、久留米)

 橋本壮史(28)=茨城・119期・S2=が、朝倉智仁マークから2角過ぎ番手まくりで勝利。G3初出場で初優勝の快挙を成し遂げ、優勝賞金400万円を手にした。2、3着は橋本後位の小林圭介と岡田泰地で、栃茨勢で確定板を独占した。

 G3初参戦で、いきなり決勝まで進出した橋本が制した。「期待」枠ともいわれる初日1Rの1番車に抜てきされ、前検日は「9車は初めて。動画では見て勉強してきました」と不安そうな表情だったが、1、1、3着で準決勝を勝ち上がって決勝進出を決めたレース後には、「9車立ての方がいいのかな」と口にするほどグレードレースにフィットしていた。

 レースは栃茨4車の先頭を買って出た同門の朝倉が初手5番手から赤板で進出。別線の抵抗を受けながらも踏み上げて打鐘前に栃茨勢が出切り、橋本にとっては最高の展開になった。最終2角過ぎに番手まくりを決めた。「朝倉君のおかげ。最後は脚が棒のようでした」。ゴールまでスピードは衰えず、栃茨の連係が完璧に決まった形となった。

 これがS級での初Vでもあったが、G1・競輪祭(11月21~26日・小倉)の出場権を獲得。「師匠の横山尚則さんや吉田拓矢君に話を聞いて、競輪祭でも活躍できるように頑張りたい」。昨年大みそかに特昇を決めたばかりの関東の新星から目が離せない。

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