【フィリーズR】トラベログ 快速の血が騒ぐ!輸送対策も万全 岩戸師「機動力ある」

 「フィリーズレビュー・G2」(12日、阪神)

 単なる快速馬ではない。福島の芝6F戦で初陣Vを飾ったトラベログは、2戦目となった菜の花賞で鮮やかな逃走劇。「中山のマイル戦を逃げ切るのは力がなければできない」と岩戸師が評価するように、負け知らずの戦績が不気味な光を醸し出す。

 スピードにあふれた血統が活力の源だ。一族はヒシアケボノ(95年スプリンターズS覇者)やアグネスワールド(99年アベイ・ド・ロンシャン賞)といった国内外の短距離G1馬を輩出しており、父は今年が産駒初年度のグレーターロンドン。指揮官は「スピードがあり、その中でもコントロールが利く。機動力があるし、ポテンシャルが高い」と称賛する。

 9日早朝に栗東トレセンへ出発した。「金曜と土曜に栗東で軽く運動してから競馬場に入る。繊細な面がある牝馬で、当日ピリピリさせないように」。初めての関西遠征でも輸送対策は万全。この先に桜の舞台は見えるが、まずはここで重賞タイトルをかっさらう。

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