【デイリー杯クイーンC展望】阪神JF3着馬ドゥアイズが重賞初V狙う

 「デイリー杯クイーンC・G3」(11日、東京)

 主役を担うのは阪神JFで3着に好走したルーラーシップ産駒のドゥアイズ。まだ1勝馬ではあるものの、札幌2歳S2着も含め、重賞制覇にあと一歩。1週前追い切りは栗東CWの3頭併せで堂々最先着を果たした。庄野師は「力をつけているし、折り合い面も良くなっている」と成長ぶりを実感。タイトル奪取で胸を張って、クラシックへと向かいたい。

 モリアーナは2番人気に推された阪神JFで、折り合いを欠いて12着敗退。だが、素質は重賞でも通用するものがある。「新馬戦の内容が圧巻。前半をリズム良く運んでスムーズな競馬ができれば」と武藤師。新馬戦を圧勝した府中のマイルなら変身の可能性大だ。

 G1馬ステルヴィオの全妹ウンブライルも、虎視たんたんと巻き返しを狙っている。阪神JFでは外枠が響いて15着と惨敗したが、新馬戦-もみじSの連勝内容からも、まだ見限ることはできない。

 21年覇者アカイトリノムスメとの姉妹制覇が懸かる、3冠牝馬アパパネの子アスパルディーコも要注目の存在。他ではキングマン産駒の素質馬イングランドアイズや、未勝利戦を強い内容で勝ち上がったハーパーも侮れない存在だ。

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