【POG】須貝師も絶賛のフリームファクシはきさらぎ賞へ(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 2023年最初の更新です。今年もよろしくお願いします。

 昨年12月28日のホープフルSは、2番手を追走した14番人気のドゥラエレーデ(牡、池添学)が逃げ込みを図るトップナイフ(牡、昆)との壮絶なたたき合いを鼻差制してV。芝初勝利をG1で決めた。レース後は放牧に出ており、今後の選択肢としてUAEダービー(3月25日・メイダン、ダート1900m)に登録することが分かった。初勝利はダートで挙げており、芝、ダートの二刀流。出走するかどうかは馬の様子やオーナーサイドとの話し合いなどを経て、決定される見通しだ。

 5日の中京1勝クラス(芝2000m)を勝ったディアドラの半弟フリームファクシ(須貝)は、きさらぎ賞(2月5日・中京、芝2000m)へ。1歳セレクトセールで1億4000万円(税抜き)で取引されたルーラーシップ産駒が、3連勝で重賞初制覇を目指す。レースを振り返って、師は「絶対能力が違ったね。あれだけ掛かったら普通は最後まで伸び切れないと思う。レースを教えながらであの勝ちっぷり。能力は相当高い」とコメント。今後については「まだまだ勉強することは多いけど、それだけに伸びしろも大きい。次も楽しみ」とさらなる成長を期待した。

 ファンタジーS3着→白菊賞2着のレッドヒルシューズ(牝、武英)は、エルフィンS(2月4日・中京、芝1600m)か、デイリー杯クイーンC(2月11日・東京、芝1600m)のどちらかになるもよう。(馬三郎栗東支局・塩手)

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