【ホープフルS】トップナイフ 夢膨らむ2着 昆師「まだ七、八分」来春が「一番良くなる時」
「ホープフルS・G1」(28日、中山)
前半5F通過が61秒5。絶妙なペースで主導権を握ったトップナイフだったが、2番手から迫った勝ち馬ドゥラエレーデに、わずかに鼻差屈して銀メダルとなった。「しょうがないね。緩いし、芯をしっかりさせないと。まだ七、八分。今走っているのが不思議でしょうがない」と昆師。来年のさらなる飛躍を見据え、結果をしっかり受け止めた。
2歳ながら既にキャリア7戦。厩舎と主戦の横山典が丁寧に馬と向き合い、成長を引き出してきた。指揮官は「うちは良血はやっていないから。少し足りないように思われている馬に上乗せする(厩舎の)腕が問われている。そこも見てくださいよ」とアピールした。
「とにかくこれは種にしたい馬。来春だよ。あと5、6カ月先。そこがこいつの一番良くなる時」とトレーナー。きょうの鼻差は、来年のクラシックで必ず逆転してみせる。



