【競輪】平塚グランプリは脇本雄太が制圧 打鐘3角からまくって悲願のVゴール

 KEIRINグランプリを制した脇本雄太は賞金ボードを掲げ会心の笑みを浮かべる(撮影・開出牧)
 KEIRINグランプリを制した脇本雄太(左)は、プレゼンターの藤原紀香から花束を受け取り会心の笑みを浮かべる(撮影・開出牧)
 優勝杯を掲げガッツポーズを決める脇本雄太(撮影・開出牧)
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 「KEIRINグランプリ2022」(30日、平塚)

 KEIRINグランプリシリーズ最終日11Rで行われ、脇本雄太(33)=福井・94期・SS=がKEIRINグランプリ4回目の出場で初優勝。賞金1億2380万円(副賞含む)を獲得した。脇本マークの古性優作(大阪)が2着、切り替えて脇本-古性を追った郡司浩平(神奈川)が3着に入った。なお、3連単の4760円は導入された2001年以降で最低配当だった。

 自然と喜びがこみ上げる。何度も右手を天に突き上げた。脇本が圧巻の脚力を見せつけてグランプリ王者の称号を手にした。

 冷静だった。赤板では8番手。それでも全く動じない。打鐘3角からスパートして猛然と前団に襲いかかる。最終2角から新田祐大(福島)が番手まくりを放つが、それも力でねじ伏せ、古性と近畿ワンツーを決めた。

 「自分が行きたいところで、しっかり動くことができたのが、勝利に近づいたポイントだったと思います。古性君を信じて、仕掛けることができればワンツーできると思っていた」。昨年の東京五輪後は競輪に集中。今年は日本選手権、オールスターのG1を2個、最後にグランプリも獲得。年間獲得賞金額は公営競技史上最高額となる3億584万2300円だ。「まだ実感はないが、記録はつくれたのは誇りに思う」と受け止めた。

 2023年はチャンピオンユニホームを着用しての戦いに。「責任を果たしつつ、来年のグランプリを目指して頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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