【有馬記念】タイトルホルダー まさか逃げ不発で9着 栗田師「申し訳ない」

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 これが海外帰りの難しさなのか-。春にライバルを圧倒した姿はどこにもなかった。

 史上最多得票数でファン投票1位に輝いた2番人気のタイトルホルダーは、いつも通りに主導権を握って先頭で直線を迎えるも、無抵抗のまま馬群にのまれ、勝ち馬から1秒7差の9着に沈んだ。横山和は「出脚が鈍かったし、直線も手前を変え切れず…。そのあたりが(最後の粘りに)出た」と唇をかんだ。

 栗田師も「スタートから行きっぷりが悪かった。勝負どころも」と振り返り、「海外帰りで慎重にやったつもりだったが、うまくカバーできなかった。支持してもらったのに申し訳ない」と肩を落とした。しかし、今春に見せたパフォーマンスは間違いなく本物。リフレッシュした来年、この馬本来の強い姿をファンは待っている。

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