【有馬記念】ジェラルディーナ 出遅れ挽回3着 Cデムーロ「最後まで走り切っています」

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 母ジェンティルドンナが輝いた舞台で、娘のジェラルディーナも力強く走り抜いた。

 「ゲートでリラックスし過ぎて立ち遅れました」と、スタートシーンを振り返ったC・デムーロ。痛恨の出遅れにより道中は後方3番手から。それでも、鞍上の冷静なエスコートでロスを最小限に抑え、直線は持ち味とも言える末脚を発揮して3着まで追い上げた。「ポジションを取りに行っても折り合えたし、乗りやすかった。最終コーナーでズブさを見せたけど、最後まで走り切っています」と納得の表情で話した。

 史上初の母娘制覇は夢と消えたが、「国内の一線級がそろった今回の有馬記念でこれだけ走れた。来年に向けて、楽しみが増えました」と斉藤崇師に悲観の色はなかった。G1ホースへと駆け上がった充実の4歳シーズンはこれで終了。来年はさらなる進化へ向けて、歩みを進める。母と同じく、名牝と呼ばれるように-。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス