【WASJ】愛国の若手注目騎手イーガンが来日「川田騎手の騎乗スタイルが好き」

 川田の特製ジャージーを身にまとい、笑顔で意気込みを語ったイーガン
 会見に登壇するコラリー・パコー騎手
 会見に笑顔で登壇するコラリー・パコー騎手
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 「ワールドオールスタージョッキーズ」(27、28日、札幌)

 レースを翌日に控えた26日の早朝。アイルランド出身(騎乗国はイギリス)のデヴィッド・イーガン騎手(23)が札幌競馬場に姿を現し、調教終了後には馬場を歩いて感触を確かめた。「日本で騎乗することを夢見ていました。初めてなので楽しみです」。世界最高賞金額のサウジC、クロノジェネシスとラヴズオンリーユーを破ったドバイシーマクラシック、6馬身差の圧勝劇を演じた英インターナショナルSなど、昨年ミシュリフとのコンビで株を上げた若手ジョッキーが目を輝かせながら思いを語った。

 日本との縁も深い。19年には英ニューマーケットに滞在したフィエールマンの調教を手伝い、同年代の団野とは英国で一緒に住んでいたほど。川田、坂井とも交流があり、「川田騎手の騎乗スタイルが好き。彼の追い方はよく見ています。好きな日本の馬はアーモンドアイ。ミシュリフがドバイで勝ったので、同じドバイで勝ったアーモンドアイとは縁を感じています」と熱っぽく語る。また、日本での短期免許についても「タイミングが合えば申請したい気持ちがある」と意欲を見せた。

 入念な下調べから、今回に向けての本気度が伝わる。「日本の競馬を研究しています。小回りで直線はJRAでかなり短い。スタートを決めていい位置で競馬したいです」。新進気鋭の23歳が優勝をかっさらうか。

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