【競輪】西武園G1 武藤敬司がトークショー 来春の引退後は「長州さんとタッグかな」

 西武園競輪でトークショー中の武藤敬司(左)と神奈月
 西武園競輪でトークショー中の武藤敬司(左)と神奈月
 西武園競輪でトークショーを行った武藤敬司(右)と神奈月
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 「オールスター競輪・G1」(14日、西武園)

 本来なら最終日だった14日は、台風8号の影響13日が中止順延となったため、開催は5日目。今大会のアンバサダーを務めるプロレスラーの武藤敬司(59)が西武園競輪に来場。場内のステージで、ものまねタレントの神奈月(56)とトークショーに出演した。

 つかみはOKだった。司会者の垰口美穂子さんが「武藤敬司さんの登場です」と言うと、出てきたのは神奈月。「膝が痛ぇから早く座らせろよ」など、すっかり武藤になり切っていた。その後、本物の武藤が登場。「太田プロダクションの神奈月です」と言いながら舞台中央に出ると、詰めかけた観客は大笑いだった。

 「競輪はやったことないんだよ」と言う武藤に、神奈月は「今(3R)も落車がありましたし、激しくぶつかり合うから、競輪は格闘技ですよ」と面白さを説明。すると武藤は「中野浩一さんとは麻雀をやったことがあるよ。30年くらい前は対談もやったね」とミスター競輪とのつながりを明かした。

 13日に放送された「ファン1万人がガチ投票!プロレス総選挙」(テレビ朝日系)では、現役プロレスラーとして4位にランクインした武藤。「オレが4位とはね。いろんな年代の人が投票したんだろうけど、若い女の子なんて(自分に)興味なんかないだろ」。それでも、詰めかけた観客から拍手が起こると「人気があるんですよ。武藤さんは」と神奈月がフォロー。その後、来春に予定されている引退試合の対戦相手の話題になり「お客さんに聞いてみましょう。きのう(13日)のプロレス総選挙の1~3位(オカダ・カズチカ、棚橋弘至、内藤哲也)から」と神奈月が提案。観客の拍手の多さでは1位は棚橋に。これに武藤は「アイツはチャラチャラしているだろ。軽すぎる。(引退試合が)薄くなりそう」とボヤいていた。

 引退後について、神奈月からは「長州(力)さんみたいにバラエティー番組に出そうですね」と言われると「長州さんとタッグがいいかな。人気があるからね。ただ、あの滑舌を聞き取るのは大変なんだから」と苦笑い。神奈月は「僕とこうやって一緒に出るときは、僕80パーセント、武藤さん20パーセント(の割合でトーク)。現役時代の馳(浩)さんの気持ちがよく分かります。ほとんど馳さんが戦って、最後のおいしいところだけ武藤さんが持っていくから」とボヤいたが、武藤は引退後に長州とタッグを組む気持ちに傾いていた。

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