26年初語り!Snow Man・佐久間大介 夢の国立、主演映画、ハリウッド進出の目黒蓮へ 新春独占インタビュー
大人気グループ・Snow Manの佐久間大介(33)がこのほど、デイリースポーツの新春独占インタビューに応じた。モンスターグループとして歩みを進める中で2025年に達成した国立競技場などでのスタジアムライブで感じたこと、2026年に仕事で離れる目黒蓮(28)への熱いエール…。エンタメ界の最前線を走り続ける佐久間が思うことを存分に語ってもらった。
トレードマークとなっているピンクの髪が、熱い気持ちを込めた発言のたびに揺れる。佐久間が紡ぐ言葉に、明るさを感じる取材場は、徐々に熱を帯びていった。
-2025年を振り返ってください。グループとしてはスタジアム公演に加え、今も全国ドームツアー中。怒濤(どとう)の一年でした
「2025年はSnow Manのデビュー5周年でした。これまでのいろんなものを考えると、ファンの皆さんとふれあう時間が多く、楽しんでもらえる時間が多かったと思います。初めてのスタジアムライブに、いつもよりもライブの回数も増えた。5大ドームツアーも去年よりも回数が増えた。できるだけデビューして5年たっての活躍を楽しんでもらえた人に恩返しができるかというのを常に考えての1年でした」
-グループ初の屋外ライブが国立競技場(4月19、20日)。どんな景色が広がっていたのでしょうか
「改修前の国立競技場で、嵐さんのバックでジュニア時代に国立のステージに立たせてもらったことがありました。その時に、野外のライブってこんなに気持ち良いんだってめちゃくちゃ実感したんです。他のメンバーはもちろんですが、阿部ちゃん(阿部亮平)と『絶対に国立のライブをやろう』って話していました。当時はジュニアでデビューできるかわからない時期。だから夢のステージの一つだった。
(国立ライブの)最後の曲で一番高いところに行った時、ゆっくりと客席を見渡したんです。ここにいるのって、夢に見ていた自分たち、当時から応援してくれていた人たち。それ以外にも僕たちを好きな人たちだけがこんなに集まってくれたんだって。『この幸せな空間、やばいな』と思って号泣してしまって。めちゃくちゃ泣きながら歌ったのを覚えています」
-サブカル好きなども公言するなど、従来のアイドル像に収まることはなく、バラエティーや顔の出ない声優業、ラジオでも存在感を放つ。その根底にあるものは
「僕のモットーが『何でも楽しむ』なんで。楽しめない仕事にさせたくない。基本的に僕が一番楽しむという気持ちを大切にしながら、周囲の人も楽しんでもらえたら良いと思ってお仕事をしています。『“好き”で仕事がしたい』が自分のポリシー。『自分が好きなこと、こんなに好きなのに知られていないのもったいない!』。知ったらその人も楽しいだろうと思う。自分のためというより、この作品、このキャラクター、このイラストレーターさんを知ってほしいという気持ちです。自分にできないことをしている人を尊敬しているんです」
-声優としても活躍を広げる中、2026年は初の単独主演映画「スペシャルズ」も3月に公開予定
「(元伝説の殺し屋役だが)役作りで最初に考えるのは、この人は何が好きで何がモチベーションで、原動力はなんだろうかというところ。何を大事にして生きているのか。そこからの構築が大事かなと。二面性がある役なのでどっちがメインなのかなと考えている。根底は一緒だと思うので、だからこそ使い分けが大事。人と人との意思疎通や対話をしていくのかを考えましたね」
-2026年のSnow Manと佐久間大介はどうなっていくか
「Snow Manは(目黒)蓮が(『SHOGUN 将軍』出演のため)海外での撮影が始まるので、8人での活動期間が出てきます。ただ、僕は常に楽しいを更新したいと思っているんです。
2026年は2025年よりももっと楽しいを増やして、ファンの人が喜んでくれる機会を増やすことができれば良いな。(目黒)蓮も頑張っているので俺らも負けない、蓮も負けないという気持ちで仕事を頑張る。お客さんを楽しませたいのはもちろんですけど、蓮も楽しませたい。『楽しそうだ』と言わせたいと思っています」
-底抜けに明るい印象だが、過去の自分は「人見知りだった」とも。どのような幼少期を過ごし、変わっていったのか
「本当に冷めた子だった。『母親すらも他人だ』と思っていたほどで。それは自分が感じた少し嫌なこと、楽しいことについては言っても伝わらないから言わない、みたいな。だから人に対して諦めていた子だった。人間関係はそれなりにできていたけど、根底としてそういうのがあって。僕は表現がすごく苦手。作文でも、タイトルから何書いて良いかもわからないほど表現がすごく苦手でした。目立ちたくもない、恥ずかしがり屋で人見知り。目を見て話せない。でも小2で出会ったダンスは楽しい。人と話すのは苦手だけど、踊っているのは楽しいっていう子どもでした」
習っていたダンス講師を通じて、母親が事務所へ履歴書を送った。ゆるやかな変革は、ここから始まった。
-ジュニア時代については
「僕は踊れるならば良いかと思って行ってみたら、楽しかった。ダンスも踊れるし、楽しいから最初はこのままで良いかなと。でも、やっぱり先輩が前で歌っているのを見てて『いいな』『楽しそうだな』と。もっと前に出たい、どうしたら前に出られるんだろうって思ったけどわからない。バックで踊る中にはいろんな人がいて『このままでは埋もれてしまう』と思いました」
-疑問やモヤモヤを、どのように昇華していったのか
「『人に嫌われる勇気を持とう。嫌われても良いから自分がもっと前に出よう』と。どういうリアクションが来るかはわからないけど、取りあえず行ってみようと。周囲が事務所の先輩にはツッコめないならば、少しだけ失礼なことを言って『おい、やめろやめろ』みたいな“わちゃわちゃ”を俺に言えば良いじゃんって。それをやったら必然的に前に出ること、率先して一歩目を出ることになりました。それを繰り返して言って前に出て行けるようになった」
現在の佐久間が持つ「楽しい」や「好き」を届ける姿への変革には、プロとしての強い覚悟がにじむ。存在感を放つ朝の生放送、TBS系「ラヴィット」を筆頭に「ライブ感が大好き」と語る佐久間には、忘れられない過去がある。
「ジュニア時代はすごい人数で出ていたので『ここで何かを残さないと』というのがあった。収録だと『決まった!』と思ってもオンエアに残らなかったりしました。一番悔しかったのは、ある番組で、目黒(蓮)と一緒に激辛グルメを食べに韓国に行ったロケ。ロケ中にいろいろと仕込んでネタ的なこともやったんです。でも全部カットだった。その後は悔しくて、2人で焼肉を食べに行ったんですけど、号泣しました。泣きながら食べました。『悔しい』『あんなにやったのに何も使われなかった』と。だからこっからは全部、テロップに載るようなことしかやらないようにしようと決めた。当時はテレビに出ることも少なくて、拙(つたな)かったけど、自分なりに一生懸命だった。でもその経験があったからこそ、今はライブ感を大切にした方が良いなと思っています。その場で思いついたもので『これは絶対面白い』っていうことが何かしらあるので」
-25年を振り返る際に出てきた夢の舞台となった国立競技場でのライブには、嵐の松本潤さんがステージ演出の監修。先輩から受け継いだものは
「潤くんがいなければ絶対できなかったライブ。僕たちが知らないことを経験したからこそ教えてくれた。そこから深澤(辰哉)とラウール、僕らのライブの構成を中心で考える2人の考えが変わったと思います。新しい知見を得たことで、今のドームツアーも、今までよりもジャンルが変わった。楽しみ方がまた一つ増えたと思います」
-ジュニア時代に前に出る、一歩目を踏み出すというのは、今はトレードマークとなっている髪色をピンクにしたことにも共通する部分なのか
「髪の毛はSnow Manが出ていた映画のきっかけで明るく染めたんです。最初は茶色でそこからどんどん明るくして金髪にもした。金髪のイメージも強くなったし、ジュニア時代も他の人からも金髪の人と認知もされた。デビュー後にはどういうジャンルで行こうかなと思ったんですが、そこでメンバーカラーもピンクだったし、じゃあピンクにしようかなと。自分も派手な色にしたいと思っていたし、それで何かインパクトを残せたらなと思って始めたのがきっかけです」
-実際にどんな影響があったのか
「小さな子からおじいちゃん、おばあちゃんまですごく知ってくれた。『ピンクがいるからSnow Manだ』って。同時期に(デビューしたグループで)SixTONESもいるし、他にも多くのアーティストがいた。いろんなアーティストがいる中で『あっ、ピンクがいるからSnow Manだ』ってなったら良いなと思って始めたので、Snow Manの目印の一つになればと思った。ラウールはどんどん背が高くなってセンターにいてくれるけど、目印は多ければ多いほど良いかなって」
-自分を含め、グループ全体を第三者的な視点で見ている印象がある
「そうですね。自分でも、自分を俯瞰(ふかん)で見ています。僕はプロデュースが好きなんですよ。僕はアイドル佐久間大介を自分でプロデュースしている。Snow Manの各メンバーもプロデュースしている感覚。僕のところでいうと、温度感と明るさというのは必要とされているし、僕もやりたいことなので楽しむ」
-グループについては
「Snow Manの良さでいうと、入り口の多さではないですかね。それぞれの個性がちゃんとそこのターゲットに向いている。八方に向いている…(メンバーが9人だから)“九方”になりますけど(笑)。それぞれのジャンルでちゃんと活躍して特化していく。そこから個人を知った人がSnow Manにたどり着くということが、僕たちSnow Manの一番の強みだと思っています。だからこそファンのジャンルを問わないところがあると思います。僕ならば、アニメが好きな人、動物が好きな人、声優が好きな人。あとはサブカル系や、ラーメン二郎好きな人や、時計好きな人も僕が好きを発信しているから来てくれる。岩本(照)ならばSASUKEだったり、ラウールだったらパリコレ、目黒だったら俳優だったり。いろんな入り口が今の結果につながっているのかなって」
-本当に個性豊かなメンバーがそろっている
「これを誰もダラけなかったことが大きいことかなと思います。グループに甘えず、それぞれグループのためにストイックになっていく。それが今の時代にハマったのかなと思います」
-26年については期間限定だが、8人での活動はグループとしても大きな変化。「SHOGUN 将軍」に出演する目黒さんにはどんな言葉をかけて送り出したのか
「まずは自分の夢をつかんだことがすごい。僕も声優業でオーディションをめちゃめちゃ受けている中で、難しさを実感しています。そんな中で、以前から『海外作品に出てみたい』と言っていたので、それがかなった、努力が実ったことがまずはすごくうれしかった。『おめでとう!』って。でも『やることは変わらない。8人でやっても、気持ちは9人だし。だから安心して行ってこいって。逆にビビっちゃうんじゃない?俺たちのすごさに』ってあおりましたね。楽しみですね」
◇佐久間大介(さくま・だいすけ)1992年7月5日生まれ。東京都出身。小学校時からダンスを始め、2005年に当時のジャニーズ事務所に入所。09年にMis Snow Manのメンバーに選ばれ、12年からSnow Manとして活動。20年1月22日にシングル「D.D./Imitation Rain」でCDデビュー。アニメや声優といったサブカル、機械式の時計も大好き。血液型はO。メンバーカラーは髪色と同じ「ピンク」。
