「オールスター競輪・Ｇ１」（９日、西武園）

　ファン投票を中心に選出された選手が集結したＧ１シリーズが９日に埼玉県所沢市の西武園競輪で開幕。１４日までの６日間にわたって熱戦を展開する。

　その初日に大宮・西武園競輪アンバサダーを務めたことのある近藤みやびが来場。レースクイーン・オブ・ザ・イヤー１９－２０、２１－２２を２回も受賞したレースクイーンが来場するとあって、ステージ前にはカメラを持ったファンたちが集結した。

　トークショーではオタクレーサーとして業界内で有名な高橋昇平（３２）＝埼玉・９９期・Ａ１＝と対談。後ろで束ねたロングヘアーが特徴の高橋に、近藤は「どうやって手入れをするんですか？」など質問。高橋は自作のイラストを持参するなど、オタクトークに花を咲かせた。

　トークショーの合間に近藤はデイリースポーツの取材に応じ「暑いですね…」とポツリ。それでも「若いファンの方が多くていい感じですね」と当所で１８年ぶりとなるオールスター開催が盛り上がっていることを実感していた。

　埼玉県出身の近藤は４日、自身のツイッターで１７日の西武－ソフトバンクで始球式に出ることを発表。「最近は投球練習をやっています。ボールの握りとかをコーチに教えてもらっているんです」と明かす。野球経験は「小学生のときに体育の授業でやったくらい」とのことだが、投球フォームはかなりいい。「ダンスをやっていたからですかね。形を教わると意外とうまくやれます」とニンマリ。目標は「ノーバウンドです。ちゃんと届くかな」と掲げていた。