【デイリー杯クイーンC】プレサージュリフトが無傷2連勝で重賞初V

 デイリー杯クイーンCを制したプレサージュリフト(中央)=撮影・園田高夫
 JRA通算1200勝を達成した戸崎圭(中央)=撮影・園田高夫
 デイリー杯クイーンCを制したプレサージュリフト(右)=撮影・園田高夫
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 「デイリー杯クイーンC・G3」(12日、東京)

 直線大外から一気に伸びた2番人気のプレサージュリフトが、ゴール前できっちり差し切り、出世レースで重賞初Vを決めた。

 大外枠のスマイルアップが主導権を握り、淀みのない流れ。プレサージュリフトはスタートで立ち遅れる不利はあったが、すぐにばん回して中団の外めを追走した。直線坂を上がってから、スターズオンアース(1番人気)が内の狭いところを抜け出すと、これを目がけて外から豪快な末脚を披露。メンバー2位の上がりを駆使して、ゴール寸前で首差かわした。3着はベルクレスタ(3番人気)。

 休養を挟んでデビューから無傷の2連勝。初コンビでタイトル奪取へと導いた戸崎圭は、これが自身にとってもJRA通算1200勝目のゴールとなった。「(スタートは)扉があいた時に怖がってしまって。あとは覚悟して乗りました。ゴチャゴチャしたくなかったけど、外めからリズム良く行けたし、乗りやすかったですね。手応えは十分あったけど、内にいる馬がどこまでか分からなかった。それでも伸びてからの脚、フットワークが良かったし、強い内容でしたね」と笑顔を見せていた。

 

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