【京都記念】マリアエレーナ 重賞獲りへ加速 使われ良化実感「硬さもない」

 「京都記念・G2」(13日、阪神)

 8日の左回りの栗東CW。マリアエレーナは馬なりのまま徐々にスピードを上げ、6F82秒2-37秒8-12秒1を計時した。高島助手は「ケイコも手を抜かないタイプで真面目に走ります。硬さもないですし、使って良くなってきています」と自信を見せた。

 前走の愛知杯は押し切るかと思われたところでモタれて追いづらくなり、同じ勝負服のルビーカサブランカにインをすくわれた。「あれだけモタれたのは休み明けの分でしょう。今回は牡馬にも強い馬がいますが、多くは始動戦で次を見据えている中、ウチは使ってここに挑めます」と同助手は重賞獲りに意欲をのぞかせる。「まだ胸を借りる身ですが、少しずつこの馬の位置を上げていきたい」。クラシックとは無縁だった4歳牝馬が、ここから快進撃を続けていく。

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