【競輪】平原康多がラインの結束生かして地元記念3連覇

 「東日本発祥倉茂記念杯・G3」(18日、大宮)

 平原康多(39)=埼玉・87期・SS=が黒沢征治-宿口陽一の二段駆けに乗り、直線一気の差し脚を発揮して1着。昨年3月の大垣以来、通算28回目となるG3優勝を飾った。大宮記念は3年連続9回目の優勝で賞金381万円を手にした。2着には成田和也、3着武藤龍生が入った。

 地元の平原が今年の初笑い。4車の結束を実らせて、大宮記念3年連続9回目の優勝を手にした。

 地元勢は前受けを選択。先頭の黒沢は打鐘から全開の突っ張り先行。番手の宿口も初日特選の反省を生かして最終2角から二段駆け。3番手で回った平原が直線で一気に踏み込んで、地元記念をきっちり制した。

 「いい後輩に恵まれました。後ろの状況は分からなかったけど、黒沢、宿口の頑張りを無駄にできないと思った。勝つことができてよかった」と振り返った。

 前場所の立川記念2日目に落車。万全とはいえない状況でもきっちり完全優勝を達成した。今年は8月に練習バンクの西武園でG1・オールスターの開催が控えている。「G1を勝つためにやっている」ときっぱり。埼玉のエースとして大宮記念で好スタート。夏の西武園でのG1制覇が今年の大目標になる。

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