【競輪】静岡寺内大吉記念杯は荒井崇博が優勝 「勝つシステムが作動した」

 「寺内大吉記念杯競輪・F1」(30日、静岡)

 KEIRINグランプリシリーズ最終日10Rで決勝が行われ、荒井崇博(43)=佐賀・82期・S1=が1着。打鐘3角7番手外からカマした山田英明(佐賀)目標に、直線で差し切り、11月の武雄G3以来、今年5回目の優勝を飾った。最終4角6番手から外を伸びた隅田洋介(栃木)が2着、バック5番手からまくり上げた渡辺雄太(静岡)が3着に入った。

 前日に荒井は「ヒデ(山田)が内を踏んだら、オレは外を踏むし、外に行ったら、オレは内。いずれにせよ、オレが勝つシステムやな。ただ、システム障害があるかもしれんからな」と語っていた。この想定とは違う山田がカマす展開には「森田(優弥)がガンガン行くタイプやないから『隙があると思います』とヒデは分析しとった。その通りで、緩んだところをカマしたね」と、結局は荒井が勝つシステムが作動したようだ。

 「ワンツーやったら良かったけど…」と心残りながらも、今年V5締めにはニンマリ。「今年は前半が悪かったからね。後半は納得のいくレースができた。来年につながると思うよ。そろそろG1で決勝に進出したいね」。2013年6月の高松宮記念杯(岸和田)以来となるG1決勝進出を目標に、荒井は2022年も激走する。

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