【ボート】鳴門BBCカウントダウンコラム2

 「ボートレースバトルチャンピオン・プレミアムG1」(12月4日開幕、鳴門)

 片岡雅裕がチャンピオンの座を目指す。鳴門水面は走る機会の多い準地元。今年も9月の周年記念を含め、既に4節出場。昨年末には優勝を飾っている熟知した舞台だ。

 今回の出場権は1月のファン感謝3daysボートレースバトルトーナメント(児島)を優勝して獲得した。初日のイン戦こそ差しを許して2着に終わったが、2日目セミファイナルを2コース差しで快勝。最終日のファイナルではクジ運の良さを発揮して1号艇をゲット。コンマ12のトップSで逃げ切った。「同じことをしたら、またやられると思って、しっかり回った」と初日の反省を生かしてV獲りに成功。勝負強さを見せつけた。

 あまり欲を出さないタイプだったが、SGで経験を積むうちにグランプリ出場を具体的な目標に掲げるようになった。だが、まだ夢は実現していない。「SG、G1では足的に物足りない。エンジンを早く出すことが課題」とテーマを明確にして今年も戦ってきた。

 今回もプレミアムG1だけに強敵ぞろい。しかし、四国地区での開催だけに、遠征勢を迎え撃つ立場でもある。来年のSG・クラシック(2022年3月16~21日・大村)出場権を得るためにも、初日のゴングと共に再び勝負強さを発揮して勝ち上がる。

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