【ボート】津G2 川上剛がG2制覇へ気分は上々 久々のグレードレースの優勝戦に気合十分

 「津モーターボート大賞・G2」(24日、津)

 準優勝戦が行われ10Rは川上剛(40)=福岡・91期・A2=が、守屋美穂(岡山)を2周1Mで差し返し逆転で1着。11Rは佐々木康幸(静岡)が4カドからまくり差しで快勝。12Rは今垣光太郎(福井)が人気に応えて逃げ切った。25日は優勝戦12Rがメイン。今垣が通算4回目のG2制覇へインから激走する。

 川上が辛くも1着で優出切符を勝ち取った。準優10Rは、インからコンマ07のS(スタート)を決めてあっさり先マイ。バックで先頭に躍り出たが、1周2Mで舟が流れ、まくり差した守屋にリードを許した。それでも、2周1Mで守屋を差し返すと一気に加速。逆転でゴールを駆け抜けた。

 「1周2Mはペラを触りすぎた結果。その原因は分かっている」と冷や汗の勝利だったが「行き足から伸びは変わらずいい。1周1Mも抜群だった」とトップクラスのパワーを存分に示した。

 G1は15年2月の九州地区選(からつ)を制しているが、G2以上の優出は、17年1月の大村G2以来。「(4年に1回の)オリンピックの感じしかない」とジョークも飛び出し「久しぶりのグレードレースの優勝戦を楽しみたい」と気分は上々だ。

 今節は初日から7走で4勝。たっぷりと勝率を稼ぎ、来期(2022年前期)のA1復帰を確実なものとした。あとは力強いターンで難敵を退け、歓喜の金メダルを勝ち取ってみせる。

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