【ボート】津G2 平山智加が予選を7位で突破 今年初のG2優出に挑む

 「津モーターボート大賞・G2」(23日、津)

 4日間の予選が終了した。今垣光太郎(福井)が逆転で首位通過を決め、2位は4日目連勝の川上剛(福岡)。3位は地元の坂口周(三重)が続き、上位3人が準優勝戦の1号艇を獲得した。最終ボーダーは6・00となり、山田祐也(徳島)が18位で準優切符を手に入れた。田村隆信(徳島)は19位で次点に泣き、徳島の師弟コンビで明暗が分かれた。24日は準優3レースをメインに5日目が行われる。

 強風のため、1Rから安定板を装着。6Rからは展示を1周、レースは2周と厳しいコンディションの中でレースは行われたが、女子では平山智加(36)=香川・98期・A1=が7位、守屋美穂が8位で予選通過を決めた。

 平山は、1回走りだった8Rでは、インからコンマ04のトップS(スタート)を踏み込み先制ターン。後続の追い上げを振り切って1着でゴールし、今節待望の初白星を勝ち取った。

 「回転が合ってきた感じで、出足が一番いいですね。伸びる人はいるけど、自分もそこそこのレベルですね」とライバルに引けを取らない仕上がりをアピール。「いい時の足色になってきて、好きな感じですね」と相棒の63号機とのマッチングは抜群だ。

 今節の出場メンバーではただ一人、初日からオール3連対の快走。「いいエンジンの裏付けがある証拠。外枠でも着が取れたし、インでも逃げられて言うことなし。いい流れですね」と表情も和らいだ。それでも「グレードのあるレースだと、マッチングしていないと(エンジンが)出ていても勝てないですかからね」と勝負に慢心は一切ない。

 昨年は8月のプレミアムG1・レディースチャンピオン(多摩川)で優勝。同じく年末のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(浜名湖)で優出4着とビッグレースで活躍が目立ったが、今年は意外にもG2以上の優出は未踏の域。「久しぶりにビッグレースの準優に乗れたので、無理をせず調子を上げていきたい」と女王の底力を発揮して、優勝戦の舞台を目指していく。

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