【ボート】小池修平が多摩川ルーキーS制覇 気合のトップSで逃げ切り今年V5

 「ルーキーシリーズ第17戦・是政プリンス決定戦・スカパー!第22回JLCカップ」(15日、多摩川)

 12Rで優勝戦が行われ、人気を集めた小池修平(26)=大阪・117期・A1=が、イン逃げを決めて優勝した。今年5回目で通算8回目、当地は初優出で初優勝。2着は2号艇の中村泰平(愛知)、3着に4号艇の上條暢嵩(大阪)が入り、人気の決着だった。

 コンマ04のトップスタート(S)を決めて押し切った。「Sは遅れられない、と思って早く仕掛けた。メッチャ放りましたけど、入っていて良かった」と安どの表情だ。準優12Rのイン戦では、コンマ23とSが遅れながら、薄氷の逃げ切り。反省と意地の逃げ切りVだった。

 15号機は前節のG1周年記念で中田竜太(埼玉)が散々な成績だったエンジン。「中田さんが下がっていた、と聞いていたので優勝できるとは思ってなかった。出足を求めて調整して、そこはかなり来てました。日に日によくなっていた」と、振り返った。前節(徳山・プレミアムG1ヤングダービー)では、非常識Fを切り「迷惑を掛けてしまい悔しかった。少しは借りを返せたかな」と笑顔を見せた。

 今年の優勝5回は、いずれもルーキーシリーズ。より大きな舞台での活躍や、来年のSG・クラシック出場も期待されるが「大きなことは言わない。SGは頭の片隅に入れてはいますが、一走一走頑張るだけ」と、地に足を着けたレースを心掛ける。次節は20日から下関で開催される、ボートレース界初のミッドナイトレースに出場する。小池が新たなステージでも存在感を見せつける。

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