【オート】青山周平が飯塚SGを制して史上6人目のグランドスラムを達成
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「全日本選抜オートレース・SG」(26日、飯塚)
青山周平(36)=伊勢崎・31期=が最終日12Rに行われた優勝戦を快勝。大会初制覇で、史上6人目のグランドスラム(SG5冠全て制覇)を達成した。SG制覇は2020年12月31日のスーパースター王座決定戦以来、9カ月ぶりで通算9回目。
レースは1枠の青山が、2枠から02Sで攻めた永井大介(川口)を抑えて1角を先取りして先行。永井が何度も逆転を狙ったが、5周バックで荒尾聡(飯塚)が永井を差して2番手に浮上。荒尾も再三、青山に迫ったが、青山が最後まで抜かせなかった。
「常に後ろにいるのが分かったので、ハラハラ、ドキドキで、抜かれないよう必死でした。エンジンは今節の中では、いい仕上がりでした」
グランドスラム達成は片平巧(船橋、故人)、永井大介(川口)、浦田信輔(飯塚)、高橋貢(伊勢崎)、中村雅人(川口)に次いで6人目。今年のSGは荒尾聡、鈴木圭一郎、篠原睦、青山と全て違う選手が優勝。MVP争いが混とんとしてきた。
※オートレースのSGは現在5回(全日本選抜、オールスター、グランプリ、日本選手権、スーパースター王座決定戦)あり、全て制覇でグランドスラム達成となる。