【新潟記念】トーセンスーリヤ 夏の主役へ 小野師「デビュー当時から素質高い」

 「新潟記念・G3」(9月5日、新潟)

 函館記念覇者トーセンスーリヤが、サマー2000シリーズ王者を狙って矛先を新潟に向けてきた。振り返れば20年の5月、新潟大賞典で初タイトルを獲得した思い出の地。ここを勝って、夏の主役となりたい。

 前走は道中リズム良く追走すると、直線で鋭く抜け出し、2着に3馬身差をつけて完勝。小野師は「デビュー当時から素質の高い馬だと感じていた。それがうまくレースで能力を発揮できるようになったのが大きい。勝てない時期もあったが、この1勝で報われたね」と大喜び。20年、札幌記念(6着)に出走して体調を崩した苦い経験から、今回は相性のいい新潟を選んだという。

 1週前リハは横山和がはるばる札幌から駆けつけ、美浦Wで迫力満点の動きを披露。「しっかり追って直線の反応を確かめました。少し重いかなと思ったので、このひと追いでちょうど良くなるでしょう。夏バテはしていませんし、昨年とは臨戦過程が違いますからね。馬もかなり自信を持ってきました」と手応えをにじませた。

 ハンデはトップタイの57・5キロ。酷量には違いないが、力の証明でもある。「せっかくのチャンスなので狙います」。今夏飛躍を遂げた主戦も気合十分。前走以上のパフォーマンスで勲章をつかみ取る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス