【ボート】蒲郡SG 原田幸哉がトップSを決めて11年9カ月ぶり4回目のSG制覇 愛着の蒲郡で決めた

 1周2Mをトップで通過する原田幸
 ボートレースメモリアルを制し、トロフィーを手にする原田幸哉
 メダル授与式で記念撮影に応じる(左から)平本真之、原田幸哉、白井英治
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 「ボートレースメモリアル・SG」(29日、蒲郡)

 圧倒的人気を背負った原田幸哉(45)=長崎・76期・A1=が、インからコンマ04のトップSを決め、他艇を完封しての逃走劇。2009年11月のチャレンジC(とこなめ)以来、11年9カ月ぶり4回目のSG制覇を決めた。メモリアルは初めてとなり、優勝賞金3900万円を獲得した。2着は平本真之、3着には白井英治が入り、順当な決着で落ち着いた。

 原田がうれしい「地元」蒲郡でSGを制した。11年9カ月ぶりという久々のSG制覇に、「そんなに間があいてるとは思わなかったけど、めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。1995年にデビューしたのは蒲郡だったが、2017年4月に愛知支部から長崎支部へと移籍した。「蒲郡は選手としての自分を育ててくれたし、地元だと思っている。恩返しできて良かった」と、愛着の強い蒲郡でのSG初Vに喜びもひとしおだ。

 4月にマスターズチャンピオン(下関)で初出場初優勝を飾った。今年からマスターズ世代となったが、6月のグラチャンでは前本泰和、7月のオーシャンカップでは浜野谷憲吾と、これでマスターズ世代がSG3連続Vとなり、「僕ら世代は終わってない」と、原田が高らかに宣言した。

 この優勝で賞金ランクは2位まで浮上。2017年以来となるグランプリ(12月14~19日・住之江)出場もほぼ当確ランプがともった。「久々のグランプリはうれしいが、優勝したい思いも強い」と早くも年末に思いを寄せる。「ちょっと結果を求め過ぎていたが、最近は吹っ切れて焦りがなくなった」と円熟味を増して強さが戻ってきた。久々のSGVという上昇気流に乗って年末まで快進撃を続けていく。

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