【競輪】岸和田F1 鳥取出身初ガールズレーサー宮本杏夏 10代最後の競走で初1着

 「西日本カップin岸和田」(18日、岸和田)

 今年5月のルーキーシリーズでデビューした宮本杏夏(19)=岡山・120期・L1=が最終日5Rのガールズ一般で1着。初出走から24走目でうれしい初勝利を挙げた。

 予選は7、5着で決勝進出を逃した宮本が、最終日に輝いた。23日に20歳のバースデーを迎えるとあって、10代ラストのレース(18日時点で追加あっせんの予定はない)。周回中の宮本は3番手を確保し、打鐘で誘導員が退避しても、隊列は変わらない。正攻法の田仲敦子(熊本)が先行態勢に入ると、宮本は前2人とかなり車間を切る。田仲が最終ホームでペースアップしても、動じることなく3番手でチャンスを待つ。最終1角からスパートした宮本は、バック過ぎで前団に追いつき、3角過ぎに先頭へ。そのまま1着でゴールした。

 宮本は鳥取県出身者として初のガールズケイリンレーサーに。倉吉西高に入学後、自転車競技を始め、高校卒業後に日本競輪選手養成所に入所。今年5月にルーキーシリーズでデビューした。次走は奈良(9月7~9日)の予定。

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