【函館記念】トーセンスーリヤ申し分なし 小野師も合格点「調子はいい」

 「函館記念・G3」(18日、函館)

 申し分ない仕上がりだ。トーセンスーリヤは14日、横山和を背に函館ダートで単走。人馬は呼吸をピッタリと合わせてスムーズに加速していく。6F84秒2。ラスト1Fは一杯に追われて12秒2と軽快なフットワークを披露した。感触を確かめた鞍上は「サーッと気分良く走らせて、最後の1Fだけ反応を見る感じでした。いい雰囲気ですよ」と笑顔で話した。

 見届けた小野師もこの動きには合格点を与えた。前走のあとはここに目標を定めて、6月中旬から美浦でじっくり乗り込んで先週末に函館入り。「調子はいい。昨夏は夏負け気味で、札幌記念にギリギリで状態が戻った感じだったから」と指揮官は1年前との違いをアピールする。

 2走前は不良、前走の新潟大賞典は良でも荒れた馬場だったように、ここ2戦は馬場状態に泣いた。横山和は「馬場に左右される面はあるが、力をつけているのは確か。この馬ともう一度重賞を勝ちたい」と意気込む。今年は既にキャリアハイとなる43勝をマーク。勢いに乗ってパートナーをVに導く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス