【競輪】佐々木真也がデイリー杯制覇 小田原でA級1、2班戦初V

 「モーニング7 デイリースポーツ杯」(7日、小田原)

 開催最終日の7Rで決勝戦が行われ、佐々木真也(26)=神奈川・117期・A2=が最終2角から番手まくりで、A級1、2班戦の初優勝を達成した。2着は小峰烈。連勝で勝ち上がって1番人気の小堺浩二は、最終2角6番手からまくったが3着に終わった。

 「ラインのおかげです。小林さんが後ろ攻めから全開で駆けてくれた。最終ホームで小堺さんの気配を感じたので、番手から出た。優勝することで、小林さんの先行に応えられて良かった」

 レースは馬場-小峰、小堺-島野、小林-佐々木-榎本で周回。小林が残り2周半から動いて先行勝負。番手を無風で回った佐々木は、小堺の巻き返しに応戦し、番手まくりで抜け出した。

 父であり師匠である佐々木龍也さんはG1決勝進出6回の名選手。「練習メニューは父が組んでくれている。ようやく、A級優勝の報告ができる。目の前のレースで力を出し切って、結果的にS級昇級の競走得点を取れるように頑張っていく」。兄(龍)や兄弟子・松谷秀幸の待つS級昇級へ全力投球だ。

 今開催の売り上げは、初日が1億3116万5900円、2日目は1億4325万円、最終日は1億5103万3100円。3日間の合計は4億2544万9000円で、目標の4億1000万円を1500万円も上回った。

 小田原市公営事業部の柏木敏幸副部長は「小田原で昨年8月に初めてモーニング競輪を開催。昨年度(20220年8月~21年3月)は4開催。今年度の前期は7開催。下半期もモーニングの開催は増やしていきたいと思っています。小田原を東日本のモーニング開催場として定着していきたい。管理棟の施設改修をしたので、下半期にはガールズケイリンの開催もしていきたい」と話した。

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