【POG】ベルカントの半弟サイード「新馬向き」(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 注目馬がそろった6月27日・阪神の2歳新馬戦(芝1800m)はレッドベルアーム(牡、藤原英)が好位追走から、逃げたアランヴェリテ(牡、中竹)をゴール前でとらえてV。見事1番人気に応えた。次走についてはまだ発表されていないが、今後のローテーション次第では異父兄のレッドベルジュールが19年、レッドベルオーブが20年に勝っているデイリー杯2歳Sの兄弟3連覇、同一厩舎3連覇の偉業を達成する可能性もある。今年のダービーを制した藤原英厩舎、福永Jのコンビでもあり、今後の動向には大いに注目したい。

 重賞3勝を挙げているサウンドキアラの異父妹サウンドクレア(牝、安達、母サウンドバリアー)が11日の小倉新馬戦(芝1800m)を予定している。1週前追い切りの6月30日は栗東坂路で4F53秒8-12秒8。ラストまでしっかりとした伸び脚で力強く駆け抜けた。新種牡馬の父キタサンブラックは現在、JRAでは2頭が出走して③⑪着。産駒初Vを目指す。

 10日の小倉新馬戦(芝1200m)には15年、16年と2年続けてサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いたベルカントの半弟サイード(牡、角田、父キズナ、母セレブラール)が予定。師は「気性が勝ったタイプで、新馬向き。その良さをレースで生かせれば」と期待を寄せている。 (馬三郎栗東支局・塩手)

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