【ラジオNIKKEI賞】タイソウ、先輩イコピコの雪辱へ 53キロで好勝負だ

 「ラジオNIKKEI賞・G3」(4日、福島)

 ラジオNIKKEI賞のタイソウ(牡3歳、栗東・西園)を担当する桜井吉章助手は、過去に重賞3勝のハクサンムーン、現在ダート路線で活躍中のタガノビューティーらを手掛ける腕利きだ。

 キャリアの原点は09年の同レースに参戦したイコピコ。その前走の白百合Sは、トレセン入りしてわずか1カ月後だった。「パドックで(武)豊さんに5月から働いていますって自己紹介すると“勝ったことないの?”って聞かれて。ハイ!って答えたら“じゃあ、一緒に写真を撮ろう”と言ってくれて。その通り、勝ってくれた。三重県から見に来ていた両親も一緒に口取りに入れてもらって、すごいなぁ…って思った」と懐かしそうに振り返る。

 レースこそ違うが、タイソウも同じように中京での勝利をステップに挑む。「イコピコと同じで扱いやすい優等生。ハンデ57キロだったイコピコに比べ、53キロと軽い。成長の余地はあるけど楽しみ」と好勝負をにらんだ。

 イコピコは4着に敗れたが、続く神戸新聞杯を制し、菊花賞で4着に入った。さぁ、12年前の雪辱へ。先輩を追い掛け、追い越すことを期待している。(デイリースポーツ・井上達也)

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