【安田記念】菅原明、相棒カラテと一撃必殺狙う 躍進同期に続くG1初騎乗「感謝」

 「安田記念・G1」(6日、東京)

 デビュー3年目の菅原明良騎手(20)=美浦・高木=は初のG1舞台。盟友カラテとともに一撃必殺を狙っている。

 自らの手でつかんだG1の晴れ舞台。急成長を遂げるデビュー3年目の菅原明が、カラテと参戦する。コンビを組んで4戦3勝と抜群の相性。前走の東京新聞杯では人馬ともに重賞初Vを果たした。「ゲートが速くて前の位置で競馬ができて、そこからもうひと脚が使えるというのが、この馬の良さです」と全幅の信頼を寄せていた。

 岩田望、団野、斎藤、亀田ら同期は既にG1騎乗を果たしているが、自身は初めてとなる。「最近は自分のペースで行ければと考えています。もちろん、負けたくはないですけどね」と静かにライバル心を燃やしている。

 20歳2カ月26日でのVなら、グレード制が導入された84年以降、武豊が持つ21歳1カ月29日を上回る同レース最年少優勝記録となる。「ワクワクしていますし、乗せてもらえることに感謝しています。重賞を勝って挑めるのは自分にとっても大きいことですし、自分で(重賞を)勝って乗れるというのは、とても難しいのでうれしい」と気合十分。若武者が大仕事をやってのけるか。

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