【天皇賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「天皇賞(春)・G1」(2日、阪神)

 阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の天気予報は曇り時々晴れ。降水確率は40%。芝はBコース(Aコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用する。芝は傷みが目立ち、ほとんどの騎手が直線でインをあけて3~7分目を選択。それでいて時計は速い状況だ。同舞台で行われた2月の松籟S(3勝クラス)の勝ちタイムが3分14秒9。そこから推測すれば、良馬場なら3分13秒台、雨が残れば3分16秒前後の決着となりそうだ。

 阪神での開催を歓迎するのは、復調ムードが漂うユーキャンスマイルだ。京都開催の天皇賞・春は、一昨年5着、昨年4着ながらも、前哨戦の阪神大賞典は同1、2着。晴雨兼用の末脚を繰り出し、コース巧者ぶりを発揮した。外→内回りのトリッキーなコースでライバルの仕掛けが早くなれば、阪神向きのパワフルな末脚がさく裂するはず。G1タイトル奪取の好機を迎えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス