【競輪】西武園記念は野口裕史が圧逃 パーフェクトな走りで記念初制覇を達成

 「ゴールド・ウイング賞・G3」(18日、西武園)

 野口裕史(37)=千葉・111期・S1=が打鐘前から主導権を握り、1周半逃げて別線を完封。マークした岡村潤(静岡)を振り切って1着。記念初優勝を4連勝の完全Vで達成した。2着には岡村、3着には高橋晋也(福島)後位から切り替えた守沢太志(秋田)が入った。

 ハンマー投げの日本一から競輪に転身した野口が、圧巻のパフォーマンスを披露して記念初優勝を達成した。

 決勝は町田太我(広島)が前受け。中団の高橋がインを切り、野口は脚を消耗することなく先頭へ。あとは自慢の先行力を発揮。ゴールまでしっかり踏み切り、うれしい記念初優勝だ。

 「レース前に風が吹いて重くなり、自分向きのバンクコンディションになった。最終バックを先頭で通過するくらいの気持ちで駆けたら勝てました。ゴール後は苦しくて状況は分からなかった。同県の選手に『優勝だよ』って言われたけどドッキリかと思った」と笑顔で振り返った。

 次走はG1・日本選手権(5月4~9日・京王閣)。「勝ちにこだわれって言う声もあるけど、自分のスタイルで戦っていきたい。逃げてどこまで通用するか。日本選手権も自分らしいレースで戦っていきたい」と先行宣言。自慢の先行力を発揮して競輪界でも日本一を目指すつもりだ。

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