【下総S】“障害の名手”熊沢 4年10カ月ぶりの平地戦V「気分良く行けた」

 「下総S」(17日、中山)

 障害の名手が、久々に平地レースで勝利の美酒を味わった。熊沢重文騎手=栗東・フリー=が17日の中山10Rをタイガーインディで制し、16年6月18日の阪神4R未勝利戦(ヒダロマン)以来、4年10カ月ぶりとなる平地戦V。

 11番人気の伏兵を、逃げの戦法で見事にエスコートした。「難しさがあるので、気分良く行けたのが良かったようです。ペースは速かったけど、よく頑張ってくれました」と53歳の大ベテランは笑顔でレースを振り返った。

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