【ボート】下関マスターズチャンピオンカウントダウンコラム2

 「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(20日開幕、下関)

 「プレミアムG1・第22回マスターズチャンピオン」が20~25日の6日間、山口県のボートレース下関で開催される。熟練の技、意地のぶつかり合いに魅了されることは間違いない。3回にわたってシリーズの話題を紹介する。

  ◇  ◇

 上平真二が今年も活躍を誓う。昨年のマスターズチャンピオン(津)では優出4着。直前までの優出ラッシュでリズムをつかみ、プレミアムG1の活躍につなげた。

 今年の流れも昨年と似ている。宮島の正月開催から3節連続で優出。さらに2節前の芦屋では20%台の低勝率エンジンにも関わらず、「ペラを片面だけサッと叩いたら、意外に良かった」と調整力を発揮。予選トップから優勝まで駆け上がった。

 さらに直前の宮島周年でも優出3着。「最近はエンジン抽選の順位が下から下からだったけど、いい流れ、いい感じで来ている」とリズムアップを実感している。

 昨年は10月のダービー(大村)でSG初優出。4着の結果に「2着をキープできず、悔いの残るレース」と反省したが、全国に名前をとどろかせたことは間違いない。

 最近ではレーサー自身がネット動画で情報発信することも珍しくないが、上平は選手ユーチューバーのパイオニア。「ユーチューブをやっていることで、いい緊張感になっている」と視聴者の反応もモチベーション向上につながっている。今大会は3年連続の出場。ビッグタイトル奪取の報告ができるように、俊敏なハンドルワークで勝負する。

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