【ボート】浜野谷憲吾がイン速攻で2年半ぶり、22回目のG1制覇

 「ダイヤモンドカップ・G1」(15日、大村)

 1号艇の浜野谷憲吾(47)=東京・70期・A1=が、インからきっちり先マイで逃げ切って通算94回目、G1では、2018年10月の住之江・高松宮記念以来、2年半ぶりとなる22回目、今年は全24場制覇を達成した前々節のからつ以来、2回目の優勝を飾った。

 誰も寄せ付けない圧倒的な勝利だった。進入は枠なりの3対3。インからコンマ07のトップSを決めた浜野谷が1Mを先行。まくらせず差させず、そのまま後続艇を突き放し、一気にVゴールを突き抜けた。

 「S展示からだいぶ出て行ってましたね。Sも3日間同じところから、同じ時間帯で行っていたので自信があった」。調整も、そしてSも最善の状態で優勝戦へ臨み、最高の結果を手にした。

 2018年10月の住之江・高松宮記念以来となる、久々のG1優勝で、ようやく復活のきざしが見えた。今年は1月の江戸川周年、2月の多摩川での関東地区戦で優出、そして今回のVと上り調子だ。「2年半ぶりのG1V。ホッとしました。今年は年男なので頑張りたいですね」。

 SG通算V4、G1は今回の優勝で実に22回となった。言わずと知れた関東トップの浜野谷が、今後もさらに活躍を見せる。次節は20日から下関で開催されるプレミアムG1・マスターズチャンピオンだ。

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