藤田菜七子以来、ＪＲＡでは５年ぶりの女性ジョッキーとなる古川奈穂騎手（２０）＝栗東・矢作＝が、６日の阪神１Ｒでデビュー。６番人気のラントに騎乗し、１１頭立ての１０着に終わった。

　いきなりプロの厳しさを味わったが、「返し馬までは緊張していましたが、担当の方が声をかけてくださり、落ち着いて乗ることができました。実際の競馬は想像以上にタイトで、距離感覚を磨いていくことが課題だと感じました。この経験を今後に生かしていきたいです」と振り返った。

　また、小倉２Ｒでデビューした永島まなみ騎手（１８）＝栗東・高橋康＝は、６番人気のフェイトリッパーで１６頭立ての４着だった。「ゲートはまじめな馬でスッと出ることができたので、積極的な競馬を心掛けました。自分のコーナーの技術にまだまだ課題があるので先輩からのアドバイスを生かして、もっとタイトに競馬に参加できるように頑張りたいと思います」と語った。